2020/06/22
バランスが整う【よぼう式気功体操】
バランスを整えるためのポイントは
1.「気持ちいいところ」と「違和感(痛み・ツッパリ感・つまり感)」を確認しながら行う
2.伸ばす or 縮める どちらが気持ちいいか
3.気持ちいいように、その感覚を味わう
4.違和感が減ったか、増えたかを確認する
5.違和感が減っていれば、その感覚でOK
6.違和感が増大していれば逆をやって再度確認する
違和感が増えている場合、ツッパリ感と気持ち良さが分かりにくからかもしれません。
注意深く、ゆっくりと、身体と対話しながら感覚をつかんでみてください。
注意深く、ゆっくりと、身体と対話しながら感覚をつかんでみてください。
例えば、首が痛くても、腕の筋肉が緊張して首を引っ張ってしまっているのかもしれません。
改善しない場合は、他の部位を行いましょう。
改善しない場合は、他の部位を行いましょう。
これが「よぼう式気功体操」の基本です。
詳しく説明します。
詳しく説明します。
上の図では、背骨の右側が縮んでいて、左側が引き伸ばされています。
このような状態の時に、縮んでいる方をさらに縮めるとバランスはさらに崩れます。
このような状態の時に、縮んでいる方をさらに縮めるとバランスはさらに崩れます。
この時、感覚としては「つまった感じ」「ツッパリ感」などの「違和感」や「痛み」が出ます。
逆に縮んでいる方を伸ばすと、整いますが、
こちらは「気持ちいい」「楽」「スムーズ」などと感じます。
※但し、ギックリ腰など骨がズレている場合は、
痛みから逃げるために歪んだ姿勢をとっていますので
見た目の歪みと、痛くない方向が逆に出ることがあります。
その場合は、歪んでいる方向に動かすのが楽(痛くない)こともあります。
その場合も、整う方向は
「痛くない方向へ」「気持ちいい方向へ」動かすことです。
こちらは「気持ちいい」「楽」「スムーズ」などと感じます。
※但し、ギックリ腰など骨がズレている場合は、
痛みから逃げるために歪んだ姿勢をとっていますので
見た目の歪みと、痛くない方向が逆に出ることがあります。
その場合は、歪んでいる方向に動かすのが楽(痛くない)こともあります。
その場合も、整う方向は
「痛くない方向へ」「気持ちいい方向へ」動かすことです。
原理原則(動かす方向)
①痛む方向より、痛くない方向へ。
②違和感(ツッパリ感・つまり感)の方向より、何も感じない方向へ。
③何も感じない方向より、気持ち良い方向へ。
原理原則(評価)
①差が大きくなっていたら、逆をする。
②変化しないなら、他の部位を行う。
③差が縮まっていればOK。
弱くなっている筋肉は、強くする(抵抗をかける)と整います。
【基本の体操】
①体幹
・側屈
・ねじり
・前屈、後屈
・側屈
立った状態で、身体を右に倒すのと、左に倒すのを比べます。
「気持ちのいい方」と「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)」を感じたら、
「気持ちのいい方」または「違和感のない方」へ倒しておき、そのまま「気持ち良さ」を感じておきます。
整うに従って「気持ち良さ」が薄れていきます。
左右差がなくなればOKです。
・回旋(ねじり)
身体を左右にねじって左右差を確認します。
側屈の時と同様に、「気持ちのいい方」または「違和感のない方」にねじって、しばらく止めておきます。
「気持ち良さ」が薄れたり、戻したくなったら戻して、左右差を確認します。
「気持ち良さがなくならない」「特に戻したいと思わない」場合は、約30秒~1分くらいで一度戻してみてください。
「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)」「気持ち良さ」左右差が縮まっていれば、OKですが、
もし左右差が大きくなっていたら、「気持ち良さ」と「ツッパリ感」が違っているのかもしれません。
逆をやってみて、左右差が縮まるか確認して下さい。
左右差がなくなる方の感覚を身につけていって下さい。
・前屈、後屈
前屈と後屈をしてみて、「気持ちのいい方」または「違和感のない方」へ曲げ、そのまましばらく止めておきます。
「気持ち良さ」が感じられれば、それが薄れるまで約30秒~1分くらい、そのままにしておきます。
後は、側屈・回旋(ねじり)と同様です。
側屈、回旋(ねじり)、前屈・後屈のうち、左右差、前後差の大きい動作から行うと効果的です。
慣れてきたら、回すと全方向を確認できます。
「気持ちのいいところ」と「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)が出るところ」を確認し、気持ちの良いところで止めておけばOKです。
立った状態で、身体を右に倒すのと、左に倒すのを比べます。
「気持ちのいい方」と「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)」を感じたら、
「気持ちのいい方」または「違和感のない方」へ倒しておき、そのまま「気持ち良さ」を感じておきます。
整うに従って「気持ち良さ」が薄れていきます。
左右差がなくなればOKです。
・回旋(ねじり)
身体を左右にねじって左右差を確認します。
側屈の時と同様に、「気持ちのいい方」または「違和感のない方」にねじって、しばらく止めておきます。
「気持ち良さ」が薄れたり、戻したくなったら戻して、左右差を確認します。
「気持ち良さがなくならない」「特に戻したいと思わない」場合は、約30秒~1分くらいで一度戻してみてください。
「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)」「気持ち良さ」左右差が縮まっていれば、OKですが、
もし左右差が大きくなっていたら、「気持ち良さ」と「ツッパリ感」が違っているのかもしれません。
逆をやってみて、左右差が縮まるか確認して下さい。
左右差がなくなる方の感覚を身につけていって下さい。
・前屈、後屈
前屈と後屈をしてみて、「気持ちのいい方」または「違和感のない方」へ曲げ、そのまましばらく止めておきます。
「気持ち良さ」が感じられれば、それが薄れるまで約30秒~1分くらい、そのままにしておきます。
後は、側屈・回旋(ねじり)と同様です。
側屈、回旋(ねじり)、前屈・後屈のうち、左右差、前後差の大きい動作から行うと効果的です。
慣れてきたら、回すと全方向を確認できます。
「気持ちのいいところ」と「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)が出るところ」を確認し、気持ちの良いところで止めておけばOKです。
②首
「側屈」「ねじり」「前屈、後屈」を同様に行います。
③股関節
股関節を回して、「気持ちのいい所」「違和感が出る所」を確認し、
気持ちのいい所で止めます。
そして、違和感が減っていればOKです。
気持ちのいい所で止めます。
そして、違和感が減っていればOKです。
④手首(指~腕)
床に手の平をついて回して「気持ちの良いところ」「違和感が出る所」を確認します。
次に手の甲をついて回して「気持ちの良いところ」「違和感が出る所」を確認します。
そして、「気持ちの良いところ」で止めておき、「気持ち良さ」が薄れたら、先ほど確認した「違和感」が減っているかどうか確認してみて下さい。
また、回した際に、手首を「伸ばしたまま」の方が気持ち良いか、伸ばした「手首を戻すように縮める」方が気持ち良いのか、気持ち良い方を行ってください。
どちらが気持ちのいいか。
違和感が減っていればOKです。
⑤肩
肩の前と後を伸ばして確認します。
まずは、肩の前。手の平を柱などに引っ掛けて、腕の前~胸を伸ばして「気持ち良さ」や「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)」を確認します。
高い位置、肩の高さ、低い位置で確認してみて下さい。
次に肩の後。
腕を肩の高さに上げて内側に持っていき、反対側の腕で軽く引っ張って、「気持ち良さ」や「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)」を確認します。
それらの中で、「気持ちいいところ」を気持ち良さが薄れるくらいまで、そのままにしておきます。
気持ち良さが薄れない場合は、約30秒~1分くらい行って、「違和感(ツッパリ感・つまり感・痛みなど)」が改善しているかどうか確認します。
何度か行っても症状が改善しない場合は、他の部位のアンバランスが関連している可能性がありますので、次の体操に移ります。
⑥下腿(ひざ下~足)
足を前後に開き、アキレス腱を伸ばすようにして、「気持ち良さ」「違和感」を確認します。
つま先を内側へ回したり、外側に回してみて、同様に確認します。
ただ伸ばしているのが気持ちいいか、またはつま先で床を蹴るようにする方が気持ちいいのか、気持ちいいように行って下さい。
次に、足の甲を床につけるようにして、つま先を内側へ、そして外側へ回し、「気持ち良さ」「違和感」を確認します。
ただ伸ばしているのが気持ちいいか、または伸ばした足の甲を戻すように床に圧力をかける方が気持ちいいのか、気持ちいいように行って下さい。
こむら返り・座骨神経痛・ひざ痛・腰痛にも効果があります。
つま先を内側へ回したり、外側に回してみて、同様に確認します。
ただ伸ばしているのが気持ちいいか、またはつま先で床を蹴るようにする方が気持ちいいのか、気持ちいいように行って下さい。
次に、足の甲を床につけるようにして、つま先を内側へ、そして外側へ回し、「気持ち良さ」「違和感」を確認します。
ただ伸ばしているのが気持ちいいか、または伸ばした足の甲を戻すように床に圧力をかける方が気持ちいいのか、気持ちいいように行って下さい。
こむら返り・座骨神経痛・ひざ痛・腰痛にも効果があります。
腰痛、肩こり、肩痛、四十肩、五十肩、膝痛、テニス肘、腱鞘炎などにも、この原理原則が適応します。
「痛くない方へ」「ゆっくりと」動かしてみてください。
「痛くない方へ」「ゆっくりと」動かしてみてください。