2020/06/15
ストレスがかかった時、
私たちはそれと闘うか、逃げるかのための反応(闘争逃避反応)が自動的に起こります。
そして、そのストレスに対応するためにはエネルギーを生み出さなければなりません。
そのエネルギーを生み出すために副腎皮質から糖質コルチコイド(ステロイドホルモン)、副腎髄質からはアドレナリンが放出され、脂肪、タンパク質や糖の分解を誘導して血糖値を上げて、エネルギーを生み出すための燃料を供給します。
また戦うにしても逃げるにしても、全身の筋肉に血液を送る必要があるため、血圧を上昇させます。
ストレスに敏感なほど、これらのホルモンが生み出され、過剰に放出されて、それが長期間にわたると高脂血症、糖尿病、高血圧、動脈硬化などにもつながってしまいます。