理にかなった体の使い方とは

「明日は休みだ、仕事もない。早起きなんて、しなくてもいい・・・♪」
「1週間、疲れたから、今日はゴロゴロしてよ~っと」

ところが、ゴロゴロしてても、なかなか疲れは、とれないものなんです。

それよりも、軽い運動をすると、血液の循環が良くなるので疲労物質が流れてくれるから、疲労が回復しやすいんです。
(注:激しい運動をしすぎると疲れます)

肉体も精神も全くストレスが無かったら非常に弱いものになってしまいます。
逆にストレスが強すぎると、壊れてしまいます。
だから、適度なストレス(負荷)をかけることが必要なのです。

普段、ほとんど運動をしない人・・・筋肉はやせ、骨はもろく、全身の細胞は働きが悪くなり・・・タルタル、スカスカ、ブヨブヨ
運動をよくする人・・・ピチピチ、ツヤツヤ、モリモリ

さて、カラダはどのように使うと傷めにくいのでしょうか?

ゴルフのクラブ、テニスのラケット、野球のバットなどを握る時、小指側に力を入れて握ります。
そう、小指がコツです!

スーパーで買い物してレジ袋を持つ時は、小指側で持ってみてくださいね。
(ヤクザさんは退職する時、小指を置いていきますね・・・二度とドスを握らないように)

理にかなった体の使い方とは

タオルや雑巾をしぼる時、鉄棒を握るように持っていませんか?
そうではなくて、野球のバットを握るように持って内側へしぼってみてください。この方がムダな力が入らなくて楽です。

ところで歩く時は、足の親指に体重をかけるようにすると良いのです。

手は小指、足は親指。

重量物を持ち上げる時は、腰を落として、荷物を体にくっつけて、立ち上がりながら脚の力で持ち上げるイメージをすると、腰にかかる負担は少なくなります。

逆に、重量物を持ち上げる時にやってはいけない動きは、腰を丸めて重量物を持ち、背筋の力で持ち上げる動作です。

ゴルフをしてカップイン。
ボールを拾う時、ヒザを伸ばしたまま拾ってませんか?
天秤の原理と同じで、負荷が遠くになるほど腰にかかる負担は大きくなります。
しっかりしゃがんで拾うと腰にかかる負担は減りますので、腰痛となる確率は減ります。

また、ゴルフは同じ方向ばかり体をひねります。
筋肉のバランスを保つためには、逆のスイングもするといいですよ。
片山晋呉プロのように!

逆の運動・・・これが筋肉に関する不具合を予防するキーワードです。

よく使う筋肉って、偏ってしまうものです。

例えば、たいてい作業は体の前でしますよね。
すると、肩の前の筋肉(だけではありませんが)が緊張してくるものです。
そして、前と後、上と下の筋肉バランスが崩れて五十肩などになりやすくなってしまいます。

前と後、上と下、内側と外側をバランスよく鍛えるためには・・・「回す」のが効果的です。

ですが、あくまで予防法として行ってくださいね。
障害のある時には、その状態に合わせた運動をしないと、かえって悪化させてしまいますので。

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