【栄養素と症状の関係】鉄②

【栄養素と症状の関係】鉄②

鉄は、コラーゲンの材料でもあります。
コラーゲンは、タンパク質の細い糸で出来ていますが、これだけでは弱いので鉄とビタミンCを絡ませて強化しています。
コラーゲンは、骨、皮膚、粘膜を作っています。
なので、今回のテーマである鉄や、タンパク質、ビタミンCが不足すると骨や皮膚、粘膜に影響が出ます。

具体的には、

・骨折しやすくなる
・骨粗鬆症となる
・湿疹が出来やすくなる
・アザ(内出血)が出来やすくなる
・歯茎から出血しやすくなる
・口角、口唇、口内炎が出来やすくなる
・くしゃみ、鼻水、鼻づまり
・のどの不快感
・消化不良、下痢、便秘、腹痛
・尿道炎、膀胱炎、頻尿、血尿
・子宮内膜症 などが起こりやすくなります。

特に月経のある方は、鉄分が失われやすいので注意が必要です。

鉄を摂るには、レバーや赤肉、野菜などがありますが、 野菜に含まれる鉄は吸収されにくいので、ビタミンCや酸(レモン、酢、梅干し)と一緒に摂ることをオススメします。

またサプリメントを利用される場合も動物性由来の「ヘム鉄」が吸収されやすくオススメです。

但し、炎症や悪玉菌が体内で増殖している場合は、そちらに鉄を取られてしまい体調がさらに悪化しますので、その場合は、鉄分補給の前に、炎症対策や悪玉菌対策を先にする必要があります。

【豊岡整体よぼう】
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